神武天皇から持統天皇まで、「日本」王朝の正統な歴史を見よ!
いかに読むか? 面白さに触れるには?
古代文学研究の第一人者が根源から問い直した思索の集大成
『日本書紀』を読むことは、漢文として読むことだ――。
漢文世界に生きていた人びとの感覚と向き合うことで、『日本書紀』が語る歴史に触れることができる。
『日本書紀』の本質に迫る決定版!
いま、『日本書紀』を読むことは、漢文として読むことだとつよく思う。そのために、訓読文を経由したりせず、漢文に即して読むことが第一義だと考える。ただ、伝来されてきたテキストが、訓を付したかたちであることに向き合って、それを生かすものでありたい。そして、『日本書紀』から批判的に史実をもとめるというようなやりかたでなく、『日本書紀』自体の語る「歴史」として見るのでなければなるまい――「はじめに」より
皇統という視点でとらえる、日本「王朝」の歴史!
●伊勢神宮はなぜ伊勢にあるのか
●仁徳天皇が「聖帝」とたたえられた理由
●文字による国家の運営
●武烈天皇の「暴虐」が語られる意味
●応神五世の孫として迎えられた継体天皇
●崇峻天皇暗殺と厩戸皇子
●世界標準のための仏法受容
●従来とは異なる持統天皇の即位

