ヴァン・ヴォクトほど、壮大で劇的な、SF的ムードを持っている作家も珍しい。それは、彼の作品に、SFのあらゆるシャンが渾然一体をなして結晶しているからにほかならない。本書には、レアルテス第三惑星をめぐる地球人対ラル人の宇宙戦争を描いた「拠点」を巻頭に、恐怖と苦痛に泣きながら宇宙船の床を這う無定形の怪物の話「野獣の地下牢」、原始の地球に根をおろし、果てしない時を待ち続ける巨木の話「地には平和を」、セールスマンの記憶喪失を発端に、時間と空間を貫く謎を追う「消されし時を求めて」など、ヴォクトの傑作短編6編を収めてある。
一覧
  • 拠点

    9月12日発売予定

通知管理

通知管理を見る

販売後に設定できるようになります

拠点のレビュー

販売後に書けるようになります