人生を変えたくて飛び込んだ先で得たもの
「コロナ禍に出会った韓国の映画やドラマ、音楽や小説に手を伸ばすと、次々と新たな扉が開いた。韓国のことをもっと知りたいと夢中になっているうちに、同世代の中には子どもを産んだり、別の場所で暮らす人も現れ始める。なんだか置いてけぼりにされてしまったような、人生に満足がいかないような。そんな自分をどうにかしてみたい。
エイヤッと決めた留学先で言葉を学び、歴史や文化を知り、人との出会いを通して自分が大切にしたいものに気づいていく、大人の留学エッセイ。
目次
【春】
旅立ちの朝の空港で/始まりが半分だ/語学堂が始まる/隠された口元/キムチとマンション/セウォル号沈没事故の日/ソウルで子どもを見かけない/5月18日の光州で etc...
【夏】
ルームメイトと寮生活/言語の温度 /楽園のような墓地で/雨乃日珈琲店での出会い/韓国文学が世界でいちばん多く翻訳されている国/ポジャギを買う/進級できない/済州島の旅 etc...
【秋】
新しい部屋 /韓国のアートシーンが熱い理由/書藝を習う/ふたりの詩人/コンビニのクリームパン/BTSを巡る旅/ソウルでのアルバイト探し/敬語がわからない/北朝鮮の隣の街 etc...
【著者】前田エマ(まえだ・えま)
1992年神奈川県生まれ。東京造形大学在学中にオーストリアのウィーン美術アカデミーへ留学。モデル、ラジオパーソナリティなど幅広く活動。著書に『過去の学生』(ミシマ社)、『動物になる日』(ちいさいミシマ社)、『アニョハセヨ韓国』(三栄)がある。2023年に半年間、ソウルの延世大学校韓国語学堂で学び、その後3ヶ月アルバイトや習い事をしながらソウルで暮らした。
