お手紙を書いたことももらったこともなかったはりねずみくんに、ひつじばぁばは
「おてがみってね、とっても うれしいものなのよ。
よんでいると かいた ひとの こえも きこえてくる きが するの」と話します。
ばぁばの持っていたお手紙に耳を近づけてみたはりねずみくんでしたが、何も聞こえませんでした。そんなはりねずみくんにばぁばはお手紙を書きます。大喜びで受け取ったはりねずみくんでしたが……。
愛らしいはりねずみくんと、やさしさいっぱいのひつじばぁばのぬくもりあふれるお手紙をめぐる物語。
はらだよしこさんも「お手紙にペンや鉛筆で書かれた文字は、人それぞれに特徴があってとても愛おしいものです。私にとって、お手紙は宝物のひとつでもあります。小さな子が初めて書いた文字、母からの連なった文字、友人の手紙などなど。読むと気持ちが熱くなります。それはきっと、書いた人の気持ちも文字にのって届くからかもしれません。お手紙って、その想いが紙の上に残る大切なしるしだと思います。お手紙をもらう、書く。はりねずみくんと一緒にその喜びを感じてください」と作品への思いを述べられ、淡い色鉛筆で作品を紡がれました。
海外からも注目を集める、「はりねずみくん」シリーズ。
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