【シナリオ】連日の残業に追われ、今日も終電ギリギリまで働いていた主人公。疲れ切った体を引きずりながら、いつもの近道である公園を通って帰宅しようとする。人気のない深夜の公園は、不気味なほど静まり返っていた。ところがそのとき、暗闇のどこかから、か細い声が聞こえてくる。気になって声のするほうへ向かうと、物陰にいたのは一匹の白猫だった。雪のように美しい毛並みと、闇の中で怪しく輝く真っ赤な瞳。首輪はなく、飼い主らしき人影もない。どうやら捨てられてしまったらしい。放っておけばいい――そう思いながらも、白猫は助けを求めるように主人公を見つめ続ける。しかし、主人公が暮らすマンションはペット禁止。連れ帰れば規約違反になり、見つかれば追い出されるかもしれない。長い葛藤の末、主人公は「今夜だけだから」と自分に言い聞かせ、白猫を鞄に隠して、こっそりマンションへ連れ帰ることにする...

