とある異世界の片隅。武骨でクールな冬山の女神スカジとおおらかな獣の神ケルノは友人で、平凡に暮らしていた。ある晩ケルノは冗談めかした言い方でスカジに求婚する。優しいけれど女遊びの噂が絶えないケルノ。冗談で弄ばれたくないと感じたスカジは断り、ある事情から別の男と結婚する事に。本気だったケルノは激しく動揺するが、幸せを願うのが愛だと自分に言い聞かせ、本音を隠したまま笑顔で送り出す。スカジは無意識なまま傷ついてしまう。離れてからケルノの優しさが恋しくなり、自分の気持ちに気づいたスカジ。ケルノの元へ戻り、今度は自分から歩み寄る。何事もなかったかのように優しく受け入れるケルノ。二人はお互いの気持ちを確認しようとする。しかしその直前「神々の覇権争い」という壮大な運命に巻き込まれ……心を閉ざした冬山の女神の、愛と成長を描く結婚物語。

