残酷なこの異世界で――でも、君と出逢った。笹岡健人がクラス召喚されたのは、人類軍と魔王軍の戦争の真っ只中にある異世界だった。洗脳され、戦争の駒として訓練させられる日々。駆り出された戦場で次々と殺される同級生たちを見て、健人はひとり命からがら森へ逃げ出すも、魔獣に襲われてしまう。死に身を委ね意識を手放すその時、誰かの声を耳にする。「この森へ入るのに何の対策もしないとは、とんだ愚か者がいたものですね」死んだと思った健人はなぜか見知らぬベッドで目を覚ますと、そこには絹糸の髪と翡翠色の瞳、人形のように無機質な美貌を持つ少女が。ドクトルと名乗るその少女はあらゆる怪我や病気を治療できる規格外の白魔導士であり、瀕死の健人を治療してくれた恩人だった。戦場に戻るわけにもいかない健人は頼み込んで、「家事の手伝い」と「ドクトルに敬語を使わないこと」を条件に居候させてもらうことに。しかし、多くを語らない彼女にはなにやら事情があるようで――命の恩人は最強の白魔導士異世界ボーイミーツガール開幕!
