「何で俺とお前が、朝、裸で、一緒に、ベッドにいるか?」――二日酔いの重い頭で目を覚ました女騎士ミシェレ。目の前……どころか、同じベッドには入団以来の好敵手・クラースが! 脱ぎ捨てられた服、あられもない姿に、本当に男女の繋がりを持ってしまったのかと慌てふためく。対してクラースは「責任を取って結婚する」と言い出す始末。幼い頃から剣術に長け、それを生かして国を守るという使命感から女騎士に進んだミシェレにとって、結婚は騎士であり続けることの障害になりかねない。そんなつもりはないと拒んでも譲らないクラース。両親に紹介され、実家に挨拶に乗り込むクラースにミシェレは退路を断たれたような気分に。そんなミシェレにクラースは「式までに俺に惚れなかったら婚約解消」と持ちかけて、ミシェレは受けて立つことに。しかし、始まったのは意地悪で冷徹なはずの彼からの、極甘な包囲網で――。絶対に負けられない勝負。それなのに……。

