エロディが勤める会社のクロークルームで見つかった、古い肩掛け鞄に入っていたスケッチブック。そこに描かれていたのは、エロディが寝る前に母が語り聞かせてくれた物語の一軒家だった。幼いころに事故死した母のおぼろな記憶をたよりにスケッチの謎を解くべく、過去への旅に足を踏み出すエロディ。やがて浮かび上がったのは一人の画家と非業の死を遂げたその婚約者、そして消えたモデルの存在だった……。『忘れられた花園』『秘密』でミステリ界の話題をさらった著者の待望の新作。
既刊(1巻)
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時計職人の娘 上