「俺たちが多摩川スピードウェイの覇者になるんだ」
1936年、浜松。工業学校に通う可知治郎は、幼馴染の本田宗一郎が経営する自動車修理工場を手伝うことになった。アジア初の常設サーキット「多摩川スピードウェイ」で行われる第1回全国自動車競走大会に自作のエンジンで出場するというのだ。大会まで、あと3ヵ月。流されるまま「ハママツ号」の開発に挑む治郎は、機械漬けの日々を送るはずだった。二・二六事件が起こるまではーー。
軍国主義の足音が迫る時代を駆け抜けた、名もなき若者たちのモータースポーツ巨編!
9月3日発売予定
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