近年、フェイクニュースは巧妙化し、かつてないほど速く広く拡散する。動画の編集技術が向上したことで真贋の見分けがつかないうえ、人々は無意識のうちに多数派と思われる意見に影響を受けやすい。たとえ明らかな偽情報であり、自社の信頼性に自信があったとしても、訂正する事実を示しただけでは世間の論調は覆せない。従来のように、無視してやり過ごそうとしたり事後的に対応したりするだけでは不十分なのである。本書では、企業がフェイクニュースに直面した時に、社会的証明の説得力を用いて積極的に巻き返すための戦略を提示する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2026年1月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。

