竹内好(1910-77)の著作はなぜ今なお新鮮で,読む者を魅了するのか.自分のくらしの中で魯迅を読むことをとおして自分の問題をみつけ,自分で解こうと努力することを生涯にわたってつづけた竹内に対し,深い尊敬と共感をもって書きあげた渾身の知的評伝.補論として「戦中思想再考――竹内好を手がかりとして」を併録.(解説=孫歌)詳細