魔法使いイゼルと騎士アーロン。オルデア王国を守る同志で、密かに想いを交わしていた二人の道は、イゼルが大罪により処刑されたことで別たれた。だが死の寸前、イゼルはなぜか十五年後の未来に飛ばされる。王国では魔法使いが虐げられ、国の英雄だったアーロンは反国家組織「白銀の騎士団」のリーダーに。イゼルがアーロンのために抱えて死んだ「秘密」は、彼を幸せにするどころか荒んだ退廃的なおじさんに変えていた。アーロンにとって自分は死んだはずの裏切り者で、冷たく扱われながらもイゼルは心に誓う。命懸けで愛したこの男を、今度こそ幸せにするのだと――。伊東七つ生先生の挿絵も収録。
