夏蚕の翅

夏蚕の翅

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「どうしておまえだけが、祝福を受けたの」 そう言って僕を痛めつけるねえさんは、 まるでうつくしいまま死んでいる蚕のようでした。 生きるための信仰とは、なにか。 第69回群像新人文学賞受賞作 *** この町で異教の神様を信じることは、 生きながらにして死ぬことと同じだった。 北海道南西部の小さな港町で暮らす姉弟。 ふたりは異端者の子として迫害され、 やがて暴力を伴う依存関係へと陥ってゆく。 そこに救済は、すべてに先立つ愛はあるのか。 装画:山口十和 装幀:六月
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  • 夏蚕の翅

    8月26日発売予定

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