「おまえの体を、この旅館の“売り”にしてやる」両親が急死したため、創業200年の老舗旅館・倉田屋(くらたや)を継ぐことになった少女・倉田芽生(くらためい)。しかし、経営状況は思わしくなく前途多難。そこへ突然、大手リゾート会社の社長・高城聖也(たかぎせいや)が現れる。芽生の父親は生前、彼に多額の借金をしており、すでに倉田屋は高城のものになっていたのだ。高城から「すぐに出ていけ」といわれた芽生だったが、両親が遺した倉田屋を手放したくない一心で、手を引いてほしいと高城にすがる。彼はその姿に過去の自分を重ね、売上を伸ばすことができれば、このまま倉田屋を経営することを許してやると提案し、芽生はそれを受け入れる。高城は、芽生の幼い顔に似合わない成熟した体に目をつけ、体で客をもてなすよう命じるが……。