毎朝記憶を失ってしまう少女、静。彼女は自分が何者かも分からないまま、遊女として働かされていた。そんなある日、過去の自分が残した文に導かれ、神社へと向かう。そこで待つのは、白い肌に赤い眼を持つ少年、白狐丸だった。彼はその容姿を理由に鬼と呼ばれ、彼を蔑む者たちから追われて生きてきたのだという。だが、静は優しく美しい白狐丸を鬼だとは思えなかった。居場所のない二人は、いつしか惹かれ合い、恋に落ちていく。そんな中、白狐丸の首を狙う浪人、瀬戸の魔の手が二人に忍び寄る――!二人の悲恋を描いた大人気時代劇シリーズ『白狐丸サーガ』、待望の小説版第一作!!
