医者の卵の少女・ルーチェは、ある日、薬の材料を探しに森へ入ると、激しい夕立に遭ってしまう。慌てたルーチェは偶然見つけた家へ駆け込み、そこで心を閉ざした青年・ノックスに出会う。彼は、徐々に心臓が凍りついていく魔女の呪いにかけられ、苦しんでいた。「愛する心」を奪われ、いずれ完全に凍りつくと氷の像になってしまう――。ルーチェは過去のトラウマから、痛みに苦しむ彼にどんなに冷たく突き放されても諦めず、治療を試みる。その温もりにノックスも少しずつ心を開き、二人は共に呪いを解く方法を探し始める。これは、健気でひたむきな少女と、不器用で孤独な青年が織りなす、凍りついた心を溶かす愛の物語。

