「インテグリティのある経営」とは、どのようなものか。ピーター F. ドラッカーを象徴する言葉でもあるインテグリティは、真摯さ、誠実さ、公共善といった意味を包括する。これらを具体的なビジネスに落とし込み、体現してきた経営者の一人が、ジャパネットたかた創業者の高田明氏ではないだろうか。高田氏は、カメラ店から通販事業へと参入し、目の前にいる顧客の価値を第一に考えた経営により、一代で同社を国内随一の通販会社へと成長させた。社長を勇退後は、地元・長崎県のスポーツチーム経営をはじめ、日本全国の魅力ある商品を発掘して紹介するなど、地域創生にも力を入れてきた。高田氏の経営スタイルを貫く哲学や価値観とはどのようなものなのか、話を聞いた。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2025年12月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。

