※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。本書『ひかりおどるやんばるの森』はやんばるで生まれ育ち、やんばるで長年写真を撮ってきた久高将和氏が1994年に出版した『やんばるの森』以来30数年ぶりに世に出す集大成の写真集です。久高氏は「あとがき」で「今回紹介した写真は、やんばるの森の日常の情景を記録した一部です。日常の中のわずかな時間変化の中から思いがけない光景が浮かび上がります。」と述べています。美しくも幻想的なやんばるの森の夜明けや夕暮れ、大木やヒカゲヘゴが織りなす悠久の森、満点の星空のもと立木の梢で休むヤンバルクイナなど一瞬の情景が写し出されています。久高氏は写真家として活動する傍ら沖縄県教育庁文化財課の文化財保護指導員や林野庁九州森林管理局沖縄森林管理署の自然保護管理員を長年勤め、やんばるの希少野生生物の生息調査などにも携わってきました。また最近はNHK BSの「ワイルドライフ」で沖縄島北部やんばるの生きものシリーズの撮影も担当してきました。そんな久高氏ですから天然記念物に指定されているヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネ、ノグチゲラ、ケナガネズミ、オキナワイシカワガエル、リュウキュウヤマガメなどをはじめやんばるの森に生きる様々な動植物の姿を生き生きととらえています。さらにはやんばる地域の集落に伝わる海神祭などの繁栄を祈願する予祝神事を撮った写真は地元の写真家ならではの目線で捉え見応えがあるとともに、海神祭の記録としても貴重な写真です。やんばるをより知る上でも是非手に取ってご覧ください。

