■集中できる人は、集中が切れない人ではない
仕事ができる人は、いつも頭が冴えていて、集中が途切れない。
そんなふうに見えるかもしれません。
けれど、人間の注意は、仕事の途中でそれるものです。
問題は、集中が切れることではありません。
それた注意を、いま目の前にあることへ戻せるかどうかです。
会議中なのに、直前まで書いていたメールが気になる。
帰宅しても、終わらなかった仕事が頭から離れない。
休日なのに、月曜日の予定を考えてしまう。
■本書は、こうした状態を意志の弱さではなく、
前の仕事への注意が残る「注意残余」の問題として捉え直します。
集中できない自分を責めるのではなく、頭を戻す方法を身につけるための本です。
■がんばり続けずに成果を出す、実践的な頭の切り替え方
著者は、スタンフォード大学で工学博士号を取得し、
GEでの企業勤務、東京大学での研究・教育、起業、アプリ開発、執筆、
学会運営など、いくつもの仕事を同時に進めてきました。
そこで身につけた切り替えの工夫に、心理学や行動科学の知見を加え、
毎日の仕事で使える方法に落とし込んでいます。
■集中・休息・段取りがうまく回らない。仕事のダラダラ、
感情のモヤモヤ、スマホやSNSのズルズルをどうにかしたい。
そんな人に、自分なりの「戻り方」を与えてくれる1冊です。
■目次
第1章 集中は「戻る力」でつくられる――基本
第2章 仕事の途中で、迷わず切り替える――仕事
第3章 仕事を終えて、きちんと休む――オフ
第4章 感情を引きずらず、次の行動へ戻る――感情
第5章 アイデアを広げ、仕事の形に戻す――創造性
第6章 学びと日常を、無理なく続ける――学習・習慣

