孤独な母子の前に現れたのは、世界で最も冷酷で、最も愛した男――。
従姉の追悼式が行われている教会で、マリベルは世界有数のギリシア富豪レオニダス・パリスと再会した。2年前、ひそかに恋い焦がれていた亡き従姉の恋人だった彼と、あふれる想いを抑えきれず、熱い夜を過ごした。けれどその後、彼からの連絡はなかった……。よみがえる苦い記憶を必死で振り払い、マリベルはレオニダスと言葉を交わすことなく教会をあとにした。しかし、彼は不意に家を訪ねてきて、さりげなく問いかけたのだ。「きみには赤ん坊がいるんだね」マリベルが恐れていた瞬間だった。
■尊大でゴージャスな富豪たちの不滅の恋を描く3部作〈非情な恋人〉第2話は大人気のシークレットベビーがテーマ。傲慢なギリシア富豪の独占欲に振り回されるヒロインは、愛しい息子を奪われたくない一心で、彼との愛なき結婚を承諾しますが――?
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

