ベネズエラ大統領拘束、アリ・ハメネイ殺害、
トランプの外交から「理性」が消えた。
本書は、ドナルド・トランプ大統領の「理性」と「狂気」の外交の分析の書である。
【はじめに】イスラエルに嵌められたトランプ
序章 国際政治の裏側を見るために
トランプ外交を分析する20の視点
(1)ベネズエラ大統領拘束
(2)ポスト・ゼレンスキー政権を巡る米英の暗闘
(3)英国&NATOの動き
(4)ネオコンとトランプ人事
(5)ウクライナ停戦交渉
(6)米露の「蜜月」関係
(7)アラスカ会談の意味
(8)ゼレンスキーの焦り
(9)プーチンとトランプのリアリズム
(10)司法の武器化
(11)GAFAの動き
(12)チャーリー・カークの暗殺
(13)イスラエル・イラン12日間戦争
(14)アリ・ハメネイ殺害
(15)アメリカと英国の対イラン外交
(16)トルコとエストニアの対露スタンス
(17)「WEF(世界経済フォーラム)」の動き
(18)ゲイツ財団のビジネスモデル
(19)WHO(世界保健機関)からの脱退
(20)トランプと反グローバリズム
終章 歴史の深淵とその洞察
本文より
筆者は、近現代史を専門とすることもあって、いま現在進行形で起きている事件を見るたびに、デジャヴ(既視感)を感じる。「いつか見た事件に似ているな」という感覚である。本書では、そのデジャブが読者にも伝わるように工夫した。
本文では明示的に触れなかったが、次の3つのファクター(基礎事実)が本書理解の鍵となる。(1)米露は蜜月時代に入っている。(2)米国とEUは対立関係に入った。(3)イスラエルが米国外交を歪めている。この3点こそが、混迷する世界の動静を理解するための「通奏低音」である。
