優しい晴兄様は、愛に狂った執着獣でした。(1)

優しい晴兄様は、愛に狂った執着獣でした。(1)

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「綾が俺を狂わせたんだ」縁談を告げた夜――優しい初恋の彼は豹変し、深い口づけは私のすべてを支配した。没落寸前の華族の娘・綾(あや)は、家のために豪商へ嫁ぐことが決まる。覚悟を決めた綾だが、心に浮かぶのは幼いころから慕う晴(はる)兄様。「お別れのご挨拶に…」想いを断つべく縁談のことを晴兄様に伝えると、彼の穏やかな表情が一変して…? 「綾の初めてを奪えるのは、俺だけだ」痺れるように熱い舌が耳、首筋、胸元へ…執着を刻み込むように、ねっとり全身を這いまわる。大好きな彼の口から囁かれる甘く危うい恋慕に、綾の身体は堕ちてゆく……。歪んだ愛と独占欲にまみれた執着獣×けなげで一途な没落花嫁の、明治身分差ヤンデレラブ。

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