レスキュー隊長に守られることになった町工場の溶接工の俺は、二度と離してもらえない

レスキュー隊長に守られることになった町工場の溶接工の俺は、二度と離してもらえない

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下町の工場街「鉄砂町」の片隅で、亡き父の町工場「溝口鉄工」を一人で継ぐ、溶接工の渚。父を亡くし、鉄を継ぐ手だけを頼りに生きてきた、平凡で堅気な毎日。だがある夜、工場が燃えた。焼け跡の鉄骨を検分した渚の目は、妙な"発火の痕"を見つけてしまう。発火点は、溶接部でもない。不自然に低い、第三者の細工。──これは、俺の溶接の不始末じゃない。誰かが、この工場に火をつけた。その真実に触れた瞬間、渚は、下町を地上げしたい者たちの陰謀に巻き込まれる。そして、焼け跡で渚の前に立ったのは、消火にあたった消防の救助隊長。長身の鬼隊長・石動猛。炎に一度突っ込んだら救うまで退かぬことから「不退」と呼ばれ、恐れられた男。冷徹なはずのその男は、なぜか堅気の渚にだけ、不器用なほど甘い。「二度と、この手を、火の中に置いていかねえ」。ただ工場で鉄を継いでいただけの俺を、なぜこの男は、こうも必死に守るのか。──十年前、雨の夜。初めての現場で人を救えず、焼け折れて佇んだ新米消防士に、焦げたヘルメットの金具を火花で継ぎ直した少年がいた。石動は、あの日から、渚だけを捜していた。消防救助隊長×町工場の溶接工の格差×巻き込まれ守護×重執着溺愛、現代格差BL長編。シリーズ第1巻・全10章完結。
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  • レスキュー隊長に守られることになった町工場の溶接工の俺は、二度と離してもらえない

    7月31日発売予定

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