”無瑕”の天才外科医に見初められた臨床工学技士の俺は、甘く囲い込まれて逃げられない

”無瑕”の天才外科医に見初められた臨床工学技士の俺は、甘く囲い込まれて逃げられない

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900
東和医科大学附属病院、ME室。臨床工学技士の惺は、人工心肺やECMOといった医療機器を操り、執刀医の背中を裏で支える、平凡で堅気な毎日を生きてきた。父を亡くし、機械と数値を読む手だけを頼りに。だがある梅雨の朝、心臓手術の最中に患者が心停止したとき、惺の目は、人工心肺のアラームと機器のログに、妙な"揃いすぎ"を見つけてしまう。──これは、機器の故障じゃない。誰かが、術中死を機器のせいにして、俺に、過誤の濡れ衣を着せようとしている。その真実に触れた瞬間、惺は病院の権力争いに巻き込まれる。そして、無影灯の下で惺の前に立ったのは、"無瑕"――一度も手術台で患者を死なせぬと畏れられた、天才心臓外科医・龍胆崇。冷徹なはずのその准教授は、なぜか堅気の技士の惺にだけ、不器用なほど甘い。「二度と、この手を、危ない目に遭わせねえ」。ただ機器を守っていただけの俺を、なぜこの男は、こうも必死に守るのか。──十年前、雨の夜。初めて患者を死なせ、他人の罪まで被って折れた研修医に、壊れた銀の聴診器を直して「先生の手は、人を助ける手だ」と握らせた少年がいた。龍胆は、あの日から、惺だけを胸に捜していた。天才外科医×臨床工学技士の専門職格差×巻き込まれ守護×重執着溺愛、現代格差BL長編。シリーズ第1巻・全10章完結。

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    7月30日発売予定

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