政界の黒幕に守られることになった古書店主の俺は、離してもらえない

政界の黒幕に守られることになった古書店主の俺は、離してもらえない

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神保町の路地裏の古書店「無窮堂」を、祖父亡きあと一人で守る紙谷尋。埃と紙の匂いだけが友達みたいな、平凡で堅気な毎日。ある梅雨の夜、閉店間際の硝子戸を叩いた見知らぬ客が、一冊の古い文書を押し付けて消えた。掴んではいけない一冊だった。翌日から、店に見慣れない男たちが出入りし、俺は狙われ始める。堅気の常識なら警察一択だ。でも——祖父にくずし字と来歴の鑑定を仕込まれた俺の目は、その一冊が「消されるはずの真実」だと、すでに見抜いていた。そこへ現れたのが、榛葉遼。表の顔は政策顧問、裏では政治家を失脚させ動かす、永田町で「奈落」と恐れられるフィクサーだった。冷徹なはずのその男は、俺にだけ、不器用なほど甘い。「七年前、お前は俺を救った。今度は、俺がお前を守る番だ」。やがて一冊を巡る大物の隠蔽が、俺の帳場にまで手を伸ばす。堅気に戻れと言いながら離してくれないこの男は——七年前から、俺だけを見ていたらしい。政界の黒幕×古書店主の格差×重執着溺愛、現代格差ドラマBL長編。シリーズ第1巻・全10章完結。

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  • 政界の黒幕に守られることになった古書店主の俺は、離してもらえない

    7月30日発売予定

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