富豪の護衛に守られることになった宮大工の俺は、二度と離してもらえない

富豪の護衛に守られることになった宮大工の俺は、二度と離してもらえない

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郊外の丘に立つ、築百年の古い邸「御堂邸」。宮大工の見習い・樹は、棟梁について、その傷んだ大梁の修繕に入った。父を亡くし、木を触る手だけを頼りに生きてきた、平凡で堅気な毎日。だが樹の目は、その大梁の継手に、妙な"新しさ"を見つけてしまう。真っ直ぐな古材に隠された、誰かが後から入れた鋸目と、抜かれた込栓。──これは、事故じゃない。誰かが、この家の主を、崩れた梁の下敷きにするつもりだ。その真実に触れた瞬間、樹は御堂家の跡目争いに巻き込まれる。そして、樹の前に立ち塞がったのは、当主専属の護衛。黒服の大男・冴島峻。かつて戦場で「不落」と呼ばれ、守った標的を一度も死なせなかった、元傭兵。冷徹なはずのその男は、なぜか堅気の樹にだけ、不器用なほど甘い。「二度と、この手を、危ない目に遭わせねえ」。ただ屋敷を直しに来ただけの俺を、なぜこの男は、こうも必死に守るのか。──十年前、雪の夜。折れて行き倒れかけた男に、木を握らせた少年がいた。峻は、あの日から、樹だけを捜していた。富豪の護衛×宮大工の格差×巻き込まれ守護×重執着溺愛、現代格差BL長編。シリーズ第1巻・全10章完結。

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    7月30日発売予定

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