裏カジノの情報屋に拾われたバーテンダーの俺は、なぜか執着されて離してもらえない

裏カジノの情報屋に拾われたバーテンダーの俺は、なぜか執着されて離してもらえない

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900
都心の老舗ホテル・レガリア、最上階のオーセンティックバー〈琥珀〉。バーテンダーの俺、和泉透は、一度聞いた客の名も注文も時刻も忘れない。だが、聞いたことは何ひとつ口外しない。それが、亡くなった先代マスターに叩き込まれた、この仕事の矜持だった。ある秋の夜、閉店間際のカウンターの奥で、俺は聞いてはいけない密談を聞いてしまった。二重取引の相談。翌日から、俺の周りに嫌な気配がまとわりつく。「聞いた耳は、消す」。そんな俺を拾ったのは、裏カジノ「緋扇」を束ねる情報屋、"蠍"と呼ばれる男だった。冷たく底の見えないその男は、なぜか俺にだけ、不器用なほど甘い。「六年前、お前は俺を救った。今度は、俺がお前を守る番だ」。やがて緋扇の内側から、情報を売る二重スパイの影が、俺の店にまで手を伸ばす。堅気に戻れと言いながら離してくれないこの男は――六年前から、俺だけを捜していたらしい。裏カジノ×バーテンダーの格差×重執着溺愛、現代クールノワールBL長編。全10章完結。

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    7月30日発売予定

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