人質に差し出された令息は、深紅卿に娶られて大切にされる

人質に差し出された令息は、深紅卿に娶られて大切にされる

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ヴェルンハイト王国の名家・アルンハイム家の嫡子ヴォルフラムは、代々の王室献酒官を務めた家に生まれ、葡萄酒の産地や年、混和までも味覚と嗅覚で言い当てる「利き分け」の才を持ちながら、地味な口と鼻の才ゆえに宮廷で過小評価されて生きてきた。ある日、王家への献上酒に毒を混ぜた大逆者として、私は身に覚えのないまま断罪される。位階を剥奪され、処刑の代わりに、南方の葡萄醸造領との和平の人質——政略婚の駒として、私は辺境ロートグルントへ差し出された。慰み者にされる覚悟をした私を迎えたのは、「深紅卿」と恐れられる冷徹な辺境伯・アーダルベルトだった。ところが豪胆な辺境伯は、王家の人質誓約状を破り捨て——宝物のように、妃のように、大切に扱う。「五年前、お前は俺を救った。ずっと、迎えに来たかった」。過小評価された利き分けの才が葡萄の地で花開き、国境の男の重すぎる執着に溶かされていく。やがて私は、自分を陥れた王都の陰謀の混ぜ物を利き分ける——献上酒のすり替えと偽りの産地から真の黒幕を暴き、断罪した者たちを見返す時が来る。断罪ざまぁ×身分差×政略人質落差×重執着溺愛のロイヤルBL長編、全10章完結。

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  • 人質に差し出された令息は、深紅卿に娶られて大切にされる

    7月29日発売予定

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