南海の大提督に買われた没落令息は、なぜか大切にされる

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メルヴィア王国の名家・オーブレ子爵家の嫡子セレスタンは、王家御用の綴織を代々担った家に生まれ、意匠に隠された暗号を読み解く「織り読み」の才を持ちながら、地味な手仕事の才ゆえに宮廷で過小評価されて生きてきた。ある日、王妃への献上織物に「呪詛の意匠」を織り込んだ大逆者として、私は身に覚えのないまま断罪される。家財没収と贖罪金、そして払えぬ者の証文奉公——位階を剥奪され、王都の奉公市で競売にかけられた私を、身一つで競り落としたのは、「怒濤提督」と恐れられる南海の大提督・ジェルヴェだった。慰み者にされる覚悟をした私に、豪放な提督は最初に証文を破り捨て——宝物のように、大切に扱う。「五年前、お前は俺を救った。ずっと、迎えに行きたかった」。過小評価された織り読みの才が軍港で花開き、海の男の重すぎる執着に溶かされていく。やがて私は、自分を陥れた王都の陰謀の織り目を解く——献上織物の呪詛の意匠から真の織り手と黒幕を暴き、断罪した者たちを見返す時が来る。断罪ざまぁ×身分差×買われ落差×重執着溺愛のロイヤルBL長編、全10章完結。

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    7月29日発売予定

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