海賊王に番として攫われたΩの俺は、溺愛から逃げられない

海賊王に番として攫われたΩの俺は、溺愛から逃げられない

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流浪の楽師の子として、琴ひとつを抱いて船から船へ渡り歩いてきた琴弾きの俺、リュイ。乗り込んだ商船が碧海の大時化に呑まれ、板切れにしがみついて青い海を漂っていた俺を拾い上げたのは、碧海に恐れられる海賊連合の大提督――非情の海賊王ヴェインの旗艦、暁嵐号だった。助かった、と息をついたのも束の間、潮風に混じって俺の身体から甘い匂いが立ちのぼる。発情期。オメガと知られ、殺気立つ乗員たちの前で、ヴェインは静かに言った。「触るな。こいつは俺の番だ」――と。十年前、嵐の夜に一度だけ交わした「海嵐の縁」。顔も覚えていない相手の琴の音を、この男はずっと探していたという。攫われた帆船、逃げ場のない船室、番を狙う敵の海賊頭。抗えぬ運命の対に囚われて、俺はゆっくりと、この海賊王に堕とされていく。BL異世界オメガバース×海洋冒険長編、シリーズ第1巻・全10章完結。
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  • 海賊王に番として攫われたΩの俺は、溺愛から逃げられない

    7月27日発売予定

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