番を隠してきたΩの俺は、処刑人卿に暴かれて執着される

番を隠してきたΩの俺は、処刑人卿に暴かれて執着される

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灰と鎖と霧に閉ざされた要塞都市アシェンヴァル。その中央にそびえる監獄塔「沈黙塔」で、俺——ミカは、処刑された者の名を帳に記すだけの囚人書記だった。名も、親も、血筋も知らない。囚人番号「三七号」で呼ばれ、灰の香を焚いてΩであることを隠し、誰の記憶にも残らぬまま生きていくはずだった。だがある日、灰の香が絶えた。抑え込んでいた発情が溢れ、獄卒のアルファたちが群がってくる——その瞬間、俺を制圧して背に庇ったのは、死神と畏れられる処刑人卿クロヴィスだった。「お前は俺の番だ」。感情を殺した男の、鉄のような瞳が俺だけを射抜く。人を裁く権を奪われ、殺すだけの道具に落とされた「裁く者」の血の末——そして俺は、彼と対をなす「記す者」の血を、自分でも知らずに秘めていた。番の運命に、古き裁定者の血の因縁が重なる。逃げ場のない灰の塔で、俺はゆっくりと暴かれ、堕とされ、守られていく。BL異世界オメガバース長編、シリーズ第1巻・全10章完結。
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  • 番を隠してきたΩの俺は、処刑人卿に暴かれて執着される

    7月27日発売予定

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