聖女の妹を持つイザベラは、出来損ないの姉だと蔑まれて生きていた。ある日、イザベラは幼い浮浪者・レイヴァンに出会う。彼と家族のように過ごしていたイザベラだったが、不意に聖女の力が覚醒。それを知った妹に罠をかけられ、殺されてしまう。そして時が巻き戻った世界で出会ったのは──なぜか帝国の皇帝、年上になったレイヴァンだった。「俺がお前を愛することはない」回帰前の記憶がないレイヴァンにとって、もはやイザベラは不要の存在。ある問題が解決できれば、すぐにでも彼のもとを離れようと思っていたのに。「──行くな、イザベラ」「陛下……?」
