自分の才能がどれだけあるか、わからない。才能があっても、成功するとはかぎらない。それでも、行けるところまで行ってみたい。才能とは、使命とは何なのか。戦後の激動から現代まで、理想の音楽と現実の間で苦悩しながらも音楽に人生を捧げた、一人の指揮者の軌跡。『ありえないほどうるさいオルゴール店』『博士の長靴』の著者が描く、心にしみ入る音楽小説。詳細