「君こそ僕の運命の人、僕は君にぶたれたいんだ!!」突然、宮殿へ呼び出され王太子ラヴィークの執務室に連れてこられたバーディ男爵令嬢レナは混乱していた。戦火に巻き込まれた幼い自分を助けてくれた金髪の少年が、王太子ラヴィークなのか確認しお礼を言うためにレナが宮殿の庭園に通うようになって半年。彼の顔を遠くから見ることすらも叶わず、レナを「平民上がりの男爵令嬢」と侮る貴族の令嬢にからまれるばかり。気の強いレナが令嬢たちの嫌みに怯むわけもなく、養母である男爵夫人ブリダ仕込みの鞭をふるって地面を叩き、冷ややかな目線と鋭い口撃で撃退したのだが、その姿を見ていた王太子にまさか呼び出されるなんて――!?残念な嗜好を持つハイスペ王太子×鞭を携帯する男爵令嬢、王太子の一途な奇行と執着に振り回されるラブコメディ!

