新興の法人向けソフトウェア会社の営業・美鳩(みはと)は昔ながらの足で稼ぐ飛び込み営業も辞さない愚直さで日々奮闘しているが契約は思うように取れない。いつも冷たくとりつくしまもない営業先のやり手社員・犀門寺(さいもんじ)に対してもめげずにアタックを続けていたところ、ある日突然契約と引き換えに「俺とキスしろ」と迫られる。枕営業ならぬ「くちびる営業」でついに契約を取った美鳩。以来、ことあるごとに犀門寺からキスを強要されさらなる契約を得るのだが、二人の間に流れる空気はすこしずつ変化を帯びてくる。これ以上は続けられないとためらう美鳩だが?

