二〇二五年、春。僕はエクソシストを辞めた。
比類なき才覚で【暁のエクソシスト】の称号を手にし、祓魔師界のスター街道を歩むと思われた若き天才、シチロウ。
しかし彼は現在、エクソシストを辞めて無職となり、かつての面影もない暮らしをしていた。
生活費に困っていたシチロウは、オカルト好きの大学生、アズラから奇妙な依頼を受ける。神様に襲われる夢を見る少女のカウンセリングという、なんてことない依頼のはずが、裏には悪魔の影が見え隠れし――。
神に寵愛されし天才は、エクソシストである運命から逃れられない。
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