長谷川利行のデッサンが想起させた、著者自身の家郷――。
川端康成や富岡多恵子、徳田秋聲、永井荷風などの作品と、家郷を求めて彷徨する「くらさ」の関係を読み解く第一章。
「みやび」の連鎖が「日本」を形作ってきたと説く第二章。
「日本」とは「現実」ではなく「空無」と向き合う時にのみ「日本」だとする第三章。
日本文学の本質を画期的な手法で抉出することを目指した、第六回三島由紀夫賞受賞の鮮烈な文芸評論集を、著者をよく知る元編集者による解説と教え子による年譜と著作一覧を付して文芸文庫に収録。
7月13日発売予定
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日本の家郷