絶望の花に口づけを【タテヨミ】(4)

絶望の花に口づけを【タテヨミ】(4)

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子供の頃に失明した夏枝和樹は、10年後、奇跡的に視力を取り戻した。しかしその代償のように、つらい時期をずっとそばで支えてくれた大切な「彼」の記憶が、次第にあいまいになっていく。それは和樹の脳内から薄れていくだけでなく、「彼」という存在そのものが世界から消えているという異常な現象だった。いくら抵抗しても「彼」の記憶は薄れて消えていくばかり。そんなある日、和樹は「パンドラの幽域」と呼ばれる謎の場所へ引きずり込まれる。そこで3つのゲームをクリアし、「希望の欠片」を3つ集めれば、どんな願いでも一つ叶えられるという。確かに存在したはずの大切な「彼」の記憶を取り戻すため、和樹は命がけのゲームに挑む。

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