世界で一番愛した人が、世界で一番遠い人になった、あの日……。
「僕たちの問題を解決する時がきた」サファイアの隠れ家をつきとめた、夫ドレイクが乗り込んできた。1日たりとも忘れたことのなかった愛しい夫の顔を、じっと見つめる。甘いマスクの富豪ドレイクは優しくて、まさに理想の男性だった。しかし、やがて仕事に忙殺される夫との喧嘩が絶えなくなり――彼が別の女性とバカンスに出かけたと知った朝、サファイアは耐えきれず、家を出たのだ。それから妊娠に気づいて、流産し、絶望に打ちひしがれた。いまさらどうなるというの? ほんの束の間たしかに幸せだった。でも、あれはただの夢。もう二度と帰らない、美しい夢……。
■癒えない傷を抱えて逃げ出した妻と、執念で彼女を追いつめた冷徹な富豪。失った命と裏切りの記憶を隠す彼女に、夫はあまりにも残酷で甘い愛をつきつける。編集長が「忘れえぬお気に入りの一作」と語る、すれ違う愛がせつない、至高の夫婦元さやロマンス!
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
