「いい子だ、リヒト。――こちらを見て」天涯孤独の青年・利人は、手違いで《Dom/Sub》の世界へ召喚されてしまう。理不尽な支配に怒りを燃やす利人だったが、強いDomの命令には抗えず、心も体も追い詰められていく。絶体絶命の彼を救ったのは、恐るべき威圧感を放つ熊獣人の大公・ベーク。しかしその素顔は、世間の悪名とは正反対――ぬいぐるみを大切にし、他者を傷つけることを何より嫌う、過保護で不器用な男だった。「あなたに命令はしない」周囲から恐れられ、誰にも近づけなかったベーク。利人の強さと脆さに触れたことで、彼の“求愛”は驚くほど優しく変わる。その穏やかで温かい香りと低い声は、利人の心を甘く溶かしていく。コンプレックスだらけの異邦人が、溺愛を注ぐ熊大公に守られ、導かれ、少しずつ居場所を見つけていく――。ぬいぐるみを愛するギャップ萌えDom熊大公 × 孤独な最上級Subが紡ぐ、運命の異世界ラブファンタジー。

