深夜のコンビニに囁かれる噂──「財布を忘れた女性が、代わりに体で支払うらしい」そんな馬鹿げた話、誰が信じるだろう。アルバイト店員の滝島も最初は笑い話だと切り捨てていた。しかしある夜、いつものようにレジに立っていた彼の前に、ふらりと現れた一人の女性がその‘噂’をなぞるように告げる。「……お財布を忘れてしまったんです。体で支払ってもいいですか?」冗談だと笑い飛ばそうとする滝島だったが、彼女の目は真剣そのもの。艶やかに整えられた身なりと、挑発するような微笑み。その瞬間から彼の理性は揺らぎ、店内にただよう緊張感は、次第に抗えない背徳の香りへと変わっていく。
