株式市場のプレッシャーを受け、数字だけを見て遠隔操作するマクロリーダーシップが大企業に蔓延している。だが、それがマネジメントの機能不全を引き起こしている。マネジャーに求められる仕事は、昔もいまも変わらない。みずから現場に足を運んで実情を把握し、組織に創造性を育んでいくことである。天才の「偉大なる創造性」よりも、社員がふと思いつくような「普通の創造性」こそが世界を変えるからだ。管理職をめぐる従来のイメージを覆し、新たなマネジャー論に先鞭をつけた論文「マネジャーの職務」から50年。経営学の泰斗、ヘンリー・ミンツバーグ教授に聞いた。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2025年10月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
