「普通の人々」の現実から描く「革命前夜」。共産党の指導者の闘いや知識人たちの言説ではなく、貧困と暴力、腐敗の中で生きた街の人々のリアリティから、21世紀の大国となった「中華人民共和国」の誕生を描く。
【目次】
プロローグ
第1章 「惨勝」を生きる
1 戦後基層社会の出発点
2 退役兵士たちの戦後
第2章 繰り返される悪夢
1 戦時徴発の再開と抵抗
2 抵抗の屈折と内向化
3 社会のきしみと不信感
第3章 富裕者を一掃せよ
1 都市貧民の救済と管理
2 富裕者への厳しい視線
3 敵意のたどりつく場所
第4章 滅びゆく姿
1 社会秩序の崩壊へ
2 難民流入とその対策
3 末端行政の空洞化
第5章 革命後に引き継がれた遺産
1 食糧徴発の継続と強化
2 土地改革とその社会的条件
エピローグ
注
参照文献一覧
あとがき
索引

