「偉大なる褐色の神」を旅する
ミシシッピはアメリカという林檎を貫く「芯」である。
この川を知らなければアメリカは語れない! ニューオーリンズの情熱的なクレオール文化。デルタの苛酷な環境が生んだブルース。公民権運動の舞台メンフィス……なぜジャズはニューオーリンズで生まれたのか。先住アメリカ人が辿った涙の旅路とは? NYや西海岸を見てもわからない、アメリカの本質を探る4千キロ縦断の旅。
【目次】
プロローグ アメリカのなかのミシシッピ
第一章 ミシシッピ七つの道
1 探検の道
2 輸送の道
3 人が変えた道
4 移住と入植と政治の道
5 自然の道
6 文化の道
7 国家の精神的な中心としての道
第二章 川がはぐくんだ文化 河口からニューオーリンズへ
1 河口の「発見」
2 ニューオーリンズの町と住人
3 ジャンバラヤとガンボの国 ケイジャン・カントリー
4 プランテーション王国
第三章 デルタをゆく
1 オールド・リヴァー・コントロール
2 ナチェズに魅せられた人びと
3 ヴィクスバーグと南北戦争
4 デルタ地帯 綿花・ブルース・ナマズ
5 メンフィス 公民権運動と音楽の史跡
6 ミシシッピを往来する木・船・人
第四章 ミシシッピとマーク・トウェイン セントルイスからハンニバルへ
1 セントルイスが生んだ人びと
2 ハンニバル=マーク・トウェインのふるさと
第五章 ミシシッピから歴史が見える ノーヴーから四つ子都市まで
1 ノーヴーとモルモン教
2 「川の町」としての四つ子都市
第六章 源流へ
1 双子都市 ミネアポリスとセントポール
2 源流の探索者たち
エピローグ ミシシッピとは何か
参考文献

