私立女子大学教育学部の准教授として十二年走り、誰にも認められないまま教壇で倒れた三十五歳。気がつけば、加護も魔力もない『出来損ない』第四公女セラフィーナに転生していた。社交界からは見捨てられた身。けれど嫁ぎ先と決められた中央王立学院は、教科書の二重三重採用、分断された講堂と成績書庫の動線、半年遅配の手当、二系統で食い違う教官名簿と学事台帳――崩れ切った現場だった。十系統に散った仕様を前世の教育者の目で一段ずつ積み直した私を、最初に見抜いたのは端厳と名高い学院統括卿シグルド・ハーフェルト閣下。「お前のその教案は、この学院のためのものだ。二度と他所には行かせない」――講堂の白墨の前から始まる、教案ベース独占の溺愛。誰にも認められなかった前世の腕が、今世で見つけられ、求められ、愛される。前世教育学講師の異世界お仕事ロマンス長編TL。#異世界転生 #TL #お仕事 #溺愛 #ハッピーエンド

