離縁の朝、疫病神と吐き捨てた旦那様。三年後、私は侯爵家の若奥様と申します

離縁の朝、疫病神と吐き捨てた旦那様。三年後、私は侯爵家の若奥様と申します

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830
「お前を柊の家へ返す」――嫁いだ橘伯爵家に続いた不幸を、すべて須美礼のせいにして、夫の家は彼女を「疫病神」と吐き捨て、二年の朝に離縁状を突きつけた。点てた茶を望んで飲む者は、ついにひとりもいなかった家。実家に戻った須美礼は、茶を点て、和歌を詠み、蒔絵の漆器を磨いて、ただ静かに身を整えて生きていく。けれど大正末の帝都――上野精養軒の華族慈善晩餐会で、須美礼はひとりの貴公子と再会する。東雲侯爵家の当主。彼は離縁の朝に須美礼を見たあの日から、ずっと彼女を「本物の妻」にすると決めていたのだという。家門の体面を守り抜きながら、須美礼が自らの値打ちに気づくその日を待ち続けた男の、端正な眼差しの奥に灯る、隠しきれない独占の想い。捨てられた女が、こんどは娶りなおされる。大正末期の和風華族を舞台にした、品格ある溺愛ヒストリカルTL、全十章完結。釜の湯の鳴る茶室で、本物の夫婦の物語がはじまる。#ヒストリカル #和風華族 #離縁 #年の差 #溺愛 #独占欲 #ハッピーエンド #TL

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    7月17日発売予定

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