守られたいと願うことは、役目に背くこと――そう自分に言い聞かせ、十九年、誰に礼を言われるでもなく夜ごと鐘を鳴らして村を守ってきた鐘楼守りセレネ。けれど祖母の遺した守り石とともに、彼女が国境を守る「守護結界の聖女」だと判ってしまう。四年前、鐘楼の下で毒に灼かれて倒れた名も知らぬ将を、彼女は迷いなく救い、名も告げずに去っていた。その娘を四年間探し続けた黒鉄の軍大公が、ついに彼女を見つけ出す。誰にも背を許さず氷で己を固めてきた男が、彼女の前でだけ甲冑を脱ぎ、隠してきた傷をさらす。「お前ほど守られるべき者を、俺は知らぬ」。かつて守れなかったものの代わりに、彼はこの腕の中のすべてを二度と呑ませはしない。北の災厄を二人で退け、守られて、守って、澄んだ星空の下で結ばれる溺愛ハッピーエンド。聖女覚醒×武装解除する軍大公の独占愛。#聖女 #軍大公 #武装解除 #溺愛 #ハッピーエンド #ファンタジーTL

