お姉様と妹君の縁談相手だった若き王立香道院判者長の公爵令息様が、朝霧の本宮で組香札を整える真ん中の私の指先に膝を折ってくださいます

お姉様と妹君の縁談相手だった若き王立香道院判者長の公爵令息様が、朝霧の本宮で組香札を整える真ん中の私の指先に膝を折ってくださいます

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子爵家の地味な中間子ユーディトには、宮廷舞踏会の華の長姉ヘンリエッテと、詩歌の華の末妹アマーリエがいる。鴇色の縦巻きと銀の波打ち髪、二人の華に挟まれて、私は薄茶色の一束髪と判者衣のまま、早朝の王立香道院本宮で組香札と香木を整え続ける真ん中の中間子。お姉様と妹君の縁談相手だった若き判者長ヴィルフリート公爵令息は、どちらかに向き合うものと思っていた――そのかわり。「俺が選んだのは、姉君でも妹君でもなく真ん中の君の指先だ。三年前のあの大組香の本宮から。姉君も妹君も俺の選択には関係ない」。朝霧の薫香に包まれた私の手を、彼は両手で包んで膝を折られた。長姉も末妹も華のまま別の公国へ嫁ぐ別縁談を選ばれ、私は本宮の手仕事のまま、彼の隣に座らされている♡ 姉君と妹君の隣ではなくヴィルフリート様の隣にいる「真ん中の私」を肯定される、断罪なし・破棄なし・姉妹の没落なしの「中間子格差・地味中間子見初め」型平行配置TLハッピーエンド長編。
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  • お姉様と妹君の縁談相手だった若き王立香道院判者長の公爵令息様が、朝霧の本宮で組香札を整える真ん中の私の指先に膝を折ってくださいます

    7月15日発売予定

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