雪山の避難小屋でガイド講師とあたしがザイルみたいにほどけない

雪山の避難小屋でガイド講師とあたしがザイルみたいにほどけない

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北アルプスの稜線、女性専用の山岳ガイド養成講習。厳冬期の実技合宿で、最年少の受講生・霧島葵、十八歳は、急な寒波で他の受講生もスタッフも下山できず、無人の女性専用避難小屋「黎明小屋」にたったひとりの講師と二人きりで取り残された。雪村透子、二十四歳――寡黙で講習一厳しいと噂の現役ガイド。昼はザイルの結び方とビレイの確保、アイゼンの効かせ方と雪洞の掘り方を、透子さんの硬い指が手取り足取り教え込む。けれど夜、薪ストーブと寝袋しかない小屋の床で、確保のときと同じまっすぐな指が、昼とは別の結び目を作るようにあたしの首筋へ伸びてくる。「葵、今夜も近くで寝な」「吹雪が抜けるまで、二人だけや」「朝まで、ほどかんとこ」。男はいない。閉ざされた雪のなか、講師と受講生が毎晩、昼のザイルを夜にほどき直して本気で結び合う。継続宣言HEの単巻完結・全十章。R18百合官能。

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    7月14日発売予定

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